証券会社によっては、ストップレベル(現在価格から近すぎる指値・逆指値の発注を制限する閾値)が設定されているので、
ストラテジーから指値、逆指値を発注する場合、注意してプログラミングしなければなりません。
具体的には、ストップレベルで設定されたpipsより小さい間隔の指値・逆指値の発注はエラーになります。
特に海外ブローカーの場合、ストップレベルが大きめに設定されているので、この点に注意してプログラミングする必要があります。
ストップレベルを確認する方法は、
Market Watchから該当通貨を選択して、右クリック→Symbols→Properties→Stop level
で確認することができます。

例えば、海外のXM証券の場合、GBPJPYのストップレベルは108ポイント、つまり、10.8pipsです。

次に、現在価格より5pips離れた所に指値・逆指値を発注するロジックにした場合、
「OrderSend Error 130」のエラーが連続発生して、ことごとく発注に失敗するので使い物にならないです。

正常にストラテジーを動かす為には、現在価格より、最低、10.8pipsより大きく離れた所に指値、逆指値を発注するロジックにする必要があります。
海外の証券会社を想定してストラテジーをプログミングする場合、証券会社のストップレベルに注意しましょう。